
お正月、日本に帰ったとき、おばあちゃんに
「パリは寒い、パリは寒い」と毎日愚痴をこぼしていた。
パリに戻る前日におばあちゃんの部屋に呼ばれて行ってみると、
普段から物で埋まっている部屋が、さらに物が溢れていた。
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その中から毛布を3種、私に見せ、
「そっちは寒いんだろぅ、好きなの持ってきなさい」と。
そこには本気の毛布と、キャラクターもののフリース膝掛けと、
手編みのブランケットが並んでいた。
私は迷わず、手編みのブランケットを手に取り、感激のあまり
「わぁ、おばあちゃん、すごい! いつ編んだの?」と聞いた。
(彼女も「おばあちゃん」の例外に漏れず、編み物が好きなのだ。)が、おばあちゃん、
「わたしゃ、こんなの編まないよ。これ、伊藤のじいさんが
戦時中、兵隊行ってる時に編んだだってよ。」って。
私はすぐにその伊藤のじいさんを思い出した。
かなり若い時に未亡人だったうちのばあちゃんの元に、
頻繁に遊びに来ていた、じいさんの割には背の大きかったその人を。
背中一面におおきな入れ墨があって、酔っぱらうと
「すごいだろ〜、服を脱いでも服なんだ」とか自慢してたっけ。
そんな伊藤のじいさんもかなり前に他界した気がする。
まさか兵隊していた時に編んだ膝掛けが、
時間と空間を越えてパリまでやってくるなんて思いもしなかったろうに。
伊藤のじいさん、重宝してます。ありがとう。

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[2008.02.01(
Fri) 21:15]
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このハムはさんであるのいーねー。ほんと旨そう。
さらにチーズ混入なんて小技効かすとは小憎らしいな、あんた。
あれ、そういや最近パン喰ってないなあ。